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諏訪湖の御神渡り 2024はいつですか?ライブカメラは?諏訪湖の現在の様子?

諏訪湖御神渡り 御神渡り
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諏訪湖の御神渡りはいつ出現するのか観察記録からその出現を予想する記事として紹介します。

2/17(土)八剣神社で御神渡りのない「明けの海」の報告の神事を行いました。

2/4の本日で立春 観察は終わり、御神渡りは出来ない「明けの海」でした

今季は諏訪湖の全面結氷も残念ながらありませんでした、諏訪湖は強風の荒海で白波が立っています。

その観察は伝統的に1月の小寒から始まり、2月の節分までの約1ヶ月間にわたって行われますが、実際の御神渡りが発生するか否かはその年の気候条件に大きく左右されます。

過去の観察記録から条件がそろって御神渡りが出来るとしたら1月の下旬頃となります。

諏訪湖の現在の様子はライブカメラが諏訪市と下諏訪町の境に3台設置して12/28日から1ヶ月間見ることができます。

「御神渡り」とは、長野県の諏訪湖で見られる特別な自然現象で、極寒の時期に湖の表面が凍結し、その氷が割れて隆起する現象を言います。

この時、まるで神々が湖を渡るかのような足跡を氷が描くことから、この名前が付けられています。この現象は地元の人々にとって重要な冬のイベントであり、また観光の魅力でもあります。 

観察期間は、一般に冬の最も寒い時期を指し、氷が湖面を覆う時期が期待されるため設定されています。 

1月6日の小寒とは、二十四節気の一つで、この日は通常、一年で最も寒い時期が始まるとされています。

一方、2月3日の節分は、春を迎える前の節目とされており、日本の文化では季節の変わり目を意味します。御神渡りの観察期間は、これらの節気や節目と関連付けられているようです。 

ただし、気候変動の影響などで、御神渡りが発生する期間や条件は変化することがあります。

また、氷がしっかりと形成されない年もあれば、氷の状態が十分ではないこともありますので、毎年確実に御神渡りができるわけではありません。

観光に行かれる方は、事前に現地の情報を確認することが重要ですのでこのブログ記事を参考にしてください。

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諏訪湖の御神渡り2024はいつ出現?

2023年は明けの海で御神渡りは出現しませんでしたが2024年は是非とも出現を希望しています。

6年ぶりに「明けの海」で無く今年こそは「御神渡り」の出現になるのか見守っていきたいと思っています。

けの海」とは御神渡りが出来なかった諏訪湖です。

小寒の1/6(土)から諏訪市小和田地区内の八剣神社の宮坂宮司と氏子総代の役員の皆さんによって夜明け前の暗いうちですが朝6時30分から観察がスタートしました。

このブログでは毎日状況を今年も発信しています。

諏訪湖の御神渡り2024 観察記録

舟渡川河口での御神渡り観察記録 2024
  • 1/6晴れ
    諏訪湖御神渡り観察初日(3月並の陽気なの)

    今日の小寒は例年になく暖かて湖面には昨年あった薄氷さえもないスタートとなりました。
    午前6:30 気温は氷点下1.3度で水温は4.2度で諏訪湖は穏やかに波打っていました。

    諏訪湖の舟渡川河口の観察地点
    午前10時の舟渡川河口の諏訪湖の様子です。
  • 1/7晴れ
    湖面は波打っています

    気温2.5度、水温は5.6度、観察地点の舟渡川河口の湖面は波打っています。

  • 1/8晴れ
    諏訪湖の岸辺のしぶき氷りが見れました

    気温は-2.3度、水温は4.8度で朝方は雪がうっすらと積もってたが、湖面はあいかわらず波打っています。

    諏訪湖の岸辺のしぶき氷り
  • 1/9晴れ
    薄い氷を初めて観測

    気温は-8.5度、水温は3.6度、岸辺の薄氷は0.8センチほど「しぶき氷り」は今日も見れました。

    この寒さが連続続くと全面結氷も見れそうですね。

    諏訪湖の岸辺の薄氷としぶき氷り
    諏訪湖の岸辺の薄氷としぶき氷り
  • 1/10曇り
    気温は昨日より暖かいが水温は下がっている

    気温は-1.4度で水温は3.1度で昨日の薄氷は消えてありませんので今日も水面は波打っています。

  • 1/11曇り
    相変わらず諏訪湖は波打っています。

    気温-2.1度、水温3.3度、湖面は氷らず穏やかで氷が張ってくれませんねぇ!

  • 1/12快晴
    初めて氷斧で氷を割った~

    気温は-5.9度で水温は3.3度で氷は厚いところで2センチ位で岸辺から10mくらいまで結氷が観測されました。

    強い西風でわずかばかり氷は割れて岸辺に重なるような「寄せ氷り」となっていました。

    諏訪湖の寄せ氷り
  • 1/13曇り
    波は無く静かな諏訪湖

    気温は-2.0度、水温は2.9度で水温は下がってきているが昨日の薄氷は全部無くなっていた。

  • 1/14(日)快晴
    今季一番の最低気温でしたが・・・

    再び諏訪湖に氷が張ったが前回に比べて薄氷でこれも岸辺のみ。

    前日に雪が少し降ったのでもっと氷っているかな~と期待しましたが少し沖ではカモがスイスイと楽しんでいました。

    気温は-9.3度、水温は1.6度で氷は厚いところで3ミリ程度でした。
    この寒さが数日は続いてほしいと願っています。

    しぶき氷り
    少し沖にはカモが3羽
    御神渡り観察ツアー

    今年で4年目で日曜日だけのツアーで県内外の宿泊客ら9人が参加しました。
    今月の予定はあと21(日)28(日)となっていて参加料は1,000円で、問い合わせはRAKO華乃井ホテルです。電話0266-54-0333

  • 1/15雪降り
    雪降りで荒波で気温は上がっちゃいました~

    この雪も日中は止んで晴れ間も出る予想です。気温は0.9度で水温は2.6度で湖面は氷っていなくて荒波です。

    1/20の大寒までの気温予想をみても-10度には程遠い感じなので諏訪湖がどこまで氷ってくれるのか心配です。

    諏訪湖の週間天気

    この調子だと全面結氷すらどうなんでしょうか?

  • 1/16晴れ
    西風が強く荒波で氷っていません

    気温は-4.6度で水温は2.1度で諏訪湖は西風が強く波打っています。

    冬の諏訪湖の荒波としずく氷り
    荒波としずく氷り
  • 1/17晴れ
    今季一番の寒さで岸辺に4ミリほど氷り

    久しぶりの厳しい冷え込みで氷が張りました。

    気温は-9.8度で水温は1.7度、氷は約4ミリで岸辺から30メートルくらいのあたりまでです。

    このまま寒さが継続すれば諏訪湖の全面結氷も期待持てますが明日は暖かくなりそうですねぇ!

    諏訪湖御神渡りの観察地点で岸辺が氷った様子です
    氷は岸辺から30メートルくらいまでです。
  • 1/18晴れのち曇り
    気温は緩み岸辺の氷は波に漂っていました

    気温は-1.5度で水温は2度、氷は厚いところで3ミリ程度でした。
    昨日に比べて気温は緩み20日の大寒でもこんな調子でしょうか?

    せめて御神渡りは無理であっても全面結氷になって欲しいと思っています。例年に比べても諏訪湖は全然凍ってくれません(^_^;)

    北風が吹いており岸辺のわずかな氷は割れており湖面の波に漂っていました。

    諏訪湖の御神渡り
  • 1/19晴れ
    しぶき氷や湖の氷は全て解けて波打っています

    気温は3.5度で水温は4.5度で諏訪湖は強風で大きく波打っています。

    観察を始めて2週間たちましたが御神渡りの希望の光は遠のいた感じがします。

    私の子ども頃は諏訪湖で学校のリンクがあってスケートをしたのは冬の楽しみの1つだったことを思い出しています。

  • 1/20曇り
    大寒なのに氷り無し

    一番寒いとされる大寒ですが諏訪湖は波打っています、9時位から雨降りで~す。

    気温は1.5度で水温4.6度で湖岸に打ち寄せた波しぶきが木の枝に付着して氷るしぶき氷りも姿を消しています。

    観測の折り返し地点ですが今だ全結氷のない暖かい諏訪湖の状況です、25日からの冬型の気圧配置に期待したいと思っています。

    大寒なのに雨降りの諏訪湖舟渡川河口の御神渡り観察値点
    大寒なのに雨降りの諏訪湖舟渡川河口の御神渡り観察値点
  • 1/21(日)雨
    雨降りの観察

    昨日から2日連続の雨降りで雪降りならともかく大寒頃の雨降りの観察は初めてではないかと思っています。

    気温は5.5度で水温は6.1度で氷が張らない日々が続いています、せめて全面結氷くらいは見たいと思っています。

  • 1/22曇り
    4日連続プラスの温度に驚愕

    気温は2.5度で水温は3.6度で諏訪湖は何事もなかったように穏やかな波です。

    4日も連続して氷点下でないプラスの温度は観察市場初めての記録かと思っています。

    週間天気を見ますと1/25から冷え込む感じなので、せめて全面結氷くらいはと思っています。

    諏訪市の週間天気
  • 1/23曇り
    もう連続5日間プラスの温度

    気温は2.4度で水温は6.5度、諏訪湖は氷は無く穏やかな水面です。

    春先の陽気で氷る気配はみじんもありません。

  • 1/24晴れ
    6日ぶりの氷点下です

    気温は-4.7度で水温は3.7度で6日ぶりに気温が氷点下となって冬が戻った思いです。

    月末までの週間天気をみても気温は-10度の日は無いみたいです残念ながら今年は前面結氷も無い予想だと思っています。

  • 1/25晴れ
    岸辺が7日ぶりに結氷

    気温は-5.6度で水温は2度で岸辺付近だけがが波が打ったように氷りました。
    氷の厚みは4ミリほどですの日中は風に吹かれて解けてしまうと思っています。

    -10度以上が3日以上続かないと全面結氷と御神渡りは無理なので今年の御神渡りは個人的には絶望だと感じています。

    ですが、せめて全面結氷くらいは見たいと願っています。

    諏訪湖御神渡り舟渡川河口の様子です。
    諏訪湖の御神渡りの観察地
    しぶき氷り
  • 1/26晴れ
    やっと300メートルまで薄氷

    気温は-9.0度で水温は1.2度で氷は5ミリほどです、沖合300メートル位まで薄氷が張っていました。

    諏訪湖御神渡り舟渡川河口の様子で、薄氷が張りました。
    諏訪湖御神渡り舟渡川河口の様子で薄氷が張りました。
    一夜氷りが沖合まで
  • 1/27晴れ
    連続寒いですが氷の範囲は広がっていない

    気温は-8.0度で水温は1.8度で氷は4ミリ程度で氷っては解けるの繰り返しで沖まで氷は広がっていないです。

  • 1/28(
    日)晴れ
    日曜日で30人余りが見学

    気温は-6.8度で昨日より暖かっなったが水温は2.6度で氷は1センチほどになった。

    もう御神渡りの出現は無いですし全面結氷すら望めない状況かと思っています。観察は立春の2/4(日)までです。

  • 1/29快晴
    岸辺の一夜氷りは日中は解けて全面結氷は無理でしょう

    気温は-6.1度で水温は2.1度で氷は4ミリ程度の薄氷が沖合100メートル位までです。

    観察もあと1週間となりました。

  • 1/30晴れ
    相変わらず部分的な薄氷です

    気温は-6.5度で水温は2.3度で氷は3ミリ程度で御神渡りのない明けの海ですね。

  • 1/31曇り
    氷りの部分は沖合50mほどで日中は溶けます

    気温は-4.0度で水温は2.6度で氷は厚いところで1センチ薄氷の部分は岸辺から50メートルほどです。

    観察はあと4日となりました、明日からは2月で3日は節分で4(日)の立春まで行っています。

    最終日の4(日)には見学者も多分50名程度は行かれると思っています。

  • 2/1曇り
    春を感じる陽気

    今日から2月となりました、夜中は雪でなく雨が降っていました。
    気温は4.0度で水温は4.5度で薄氷はなく諏訪湖は波だっています。

  • 2/2晴れ
    強風と高波

    気温は-2.9度で水温は3.6度で諏訪湖は高波でそのためか湖岸は再びしぶき氷りでした。

    諏訪湖御神渡り観測場所が強風で諏訪湖は高波
    強風で海のような白波の諏訪湖は高波
    諏訪湖御神渡り観測場所のしぶき氷り
    強風でしぶき氷りができた
  • 2/3晴れ
    結氷はなく諏訪湖は高波

    気温は-3.3度で水温は2.8度で昨日より下がったが結氷はなく風は強く昨日同様に高波です。

  • 2/4雪
    明けの海

    概ね1ヶ月続いた今季の観察は今日の立春で終わりで御神渡りが出来なかった「明けの海」と云うことでした。

    気温は-1.3度で水温は2.8度で氷っておりません、諏訪湖は今日も強風で高い波です。

    もう春が足元まできているので諏訪湖は氷ることなく1ヶ月の観察で氷の上に乗れることも無く終わりを告げました。

八剱神社で御神渡りのない「明けの海」の奉告祭

諏訪市の八剣神社
八剣神社で報告祭

諏訪湖の御神渡り(おみわたり)について、2/17(土)に八剱神社で神事「注進奉告祭」を行いました。

宮坂清宮司は、今季の御神渡りができない「明けの海」であることを神前に伝え、拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げました。

氏子総代ら約40人が参列し、3年間の任期で最後となる務めを果たし、明るい表情で燃えゆくしめ縄の火を見つめていたのが印象的でした。

2025年は拝観式ができるように願っています。

御神渡り拝観式の神事に使うしめ縄を燃やした残り火です
拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げました。

諏訪湖の御神渡り2024 観察は「明けの海」

1月6日の小寒から2/4立春の概ね1ヶ月間に渡って諏訪湖の舟渡川河口で観測した観察結果のまとめです。

全面結氷と御神渡りは出現しなかった「明けの海」でした。

2024年の諏訪湖御神渡り観察記録は、期待されていた御神渡りの出現についての最新情報を提供しています。

2023年には諏訪湖で御神渡りが見られなかったため、2024年には多くの人がその出現を心待ちにしていました。

観察は1月6日から始まり、諏訪市小和田地区の八剣神社周辺で毎朝6時30分から宮坂宮司と氏子総代の役員によって行われました。

観察期間中、初日は3月並みの暖かさで、湖面には薄氷も見られませんでした。

その後の日々は、気温の変動とともに湖面の状態も変わり、しばしば波立つ様子や、岸辺にしぶき氷が見られたり、部分的に薄氷が観測されたりしました。

特に1月中旬から下旬にかけては、寒波により岸辺に薄氷ができる日もありましたが、全面結氷には至りませんでした。

観測期間最後の方では、気温が再び上昇し、湖面は再び波打つ状態に戻りました。

御神渡り観察ツアーも実施され、県内外からの宿泊客が参加しましたが、結局2024年も御神渡りの全面結氷は見られず、観察は立春の2月4日に終了します。

この結果は、地球温暖化の影響を考えさせられるものであり、かつて冬の風物詩とされた御神渡りが見られる機会が年々減少している現実を物語っています。

諏訪湖の御神渡り2024も出来ないのか

2018/02/05 御神渡り拝観式の様子
2018/02/05 御神渡り拝観式の様子

諏訪湖は、冬になると諏訪湖が厚く結氷し、氷の亀裂が長くせりあがる「御渡り、おみわたり」と呼ばれる自然現象が毎年のように起きていました。

しかし、近年発生が激減し、2018年を最後に起きていません 2024年も年明け1月6日より観測が始まっていますが、

大寒となる20日時点で、厚さが1センチを超える結氷は見られていないし、全面結氷もありませんでした。

2月1日になり春を感じる季節で諏訪湖は薄氷さえなく波打っています。

八劔神社の宮坂宮司によると、諏訪は内陸性の気候で、冬はマイナス10度の日が3日続くと、周囲16キロの諏訪湖は、ほぼ全面結氷します。

さらに寒波が来ると、結氷した湖面の亀裂が盛り上がって、対岸に向かって走っていくーー。冬の諏訪湖の姿はこれが当たり前だったんです。最近はなかなか見られなくなりました。

御渡りがあらわれた年には、宮坂宮司や氏子総代によって諏訪湖の氷上で拝観の神事が執り行われます。

諏訪市の無形民俗文化財に指定されているこの神事が最後に行われたのは2018年が最後となっています。

諏訪湖御神渡りの現在の様子を知るライブカメラ

冬の諏訪湖ライブカメラは12/28(木)から2024/2月29(木)の2ヶ月間カメラを昨年より1台増やして3台で見ることができます。

固定カメラと可動カメラで冬の諏訪湖の湖面や氷った状況がリアルタイムで見れますし夜であっても諏訪湖の夜景やお月様で見れるので楽しみですね。

諏訪湖の現在の様子が分かるライブカメラ3台

諏訪湖ライブカメラの設置は諏訪湖半の諏訪市湖畔通りから下諏訪町の髙木に入った下諏訪町側に2台の設置となっています。

もう一台は2023年末に新たに設置した諏訪方面からのライブカメラは信越放送諏訪放送局の場所からではないかと思っています。

この設置により雪情報や積雪の様子も知ることができますね。

諏訪方面からの諏訪湖(可動)

画面をクリック(タップ)して見てください。

ヨットハーバーからの諏訪湖で岡谷市、下諏訪町、遠くの白い山の北アルプスも見えます。

下諏訪方面からの諏訪湖(可動)

画面をクリック(タップ)して見てください。

下諏訪町高木からの諏訪湖の様子です。

下諏訪方面から諏訪湖(固定)

画面をクリック(タップ)して見てください。

諏訪湖の御神渡り出現の記録2000年以降

諏訪湖御神渡り拝観式
2018年2月5日 諏訪湖御神渡りの拝観式

2000年以降で御神渡りが見られたのは7回で2018年が最後で6年ぶりの御神渡りが見られればいいな~と思っています。

西暦御神渡り○全面結氷出現日拝観式
2000×
2001×
2002×
20031/61/171/19
20041/161/281/31
2005××
200612/301/71/13
2007××
20081/251/302/2
2009××
2010××
2011××
20121/62/42/6
20131/221/25
2014×1月中旬
2015××
2016×1/25
2017××
20181/272/22/5
2019××
2020××
2021×1/13
2022×1/7
2023×1/26
2024××
御神渡り全面結氷日出現日拝観日

過去の御神渡りの観察記録はこちらの記事を参照してください。

御神渡り観測地点へのアクセス

御神渡りの認定の条件とは

諏訪湖の氷がせり上がり、氷の隆起ができただけでは、正式に御神渡りの出現とはなりません。神事を司る八劔神社は、せり上がった氷の道筋として以下のように確認しています。

  1. 一之御神渡り
  2. 二之御神渡り
  3. 佐久之御神渡り

これらの3本が確認された場合、御神渡りの出現とみなし、御神渡り拝観式を行い、正式に御神渡りを認定しています。

また、最近の御神渡りが2018年に出現した際の拝観式の様子を、直接見ることができる写真や映像でご紹介します。

当時の記録を多くの写真に収めましたので、ぜひお楽しみいただければ幸いです。

御神渡りの読み方は?

はい、読み方は「おみわたり」です。御神渡り(おみわたり)は、信州(長野県)の諏訪湖で見られる特別な自然現象で、湖面が凍るときに氷の上に亀裂が生じることを指します。

この出来る様子がまるで神々が渡る道のように見えることからその名がつけられました。

諏訪大社には上社(本宮、前宮)と下社(春宮、秋宮)があり、それぞれ男神と女神が祀られていると伝えられています。

御神渡りは、それらの上社の男神が下社の女神に会いに行くための道とも言い伝えられており、恋の逸話が伝承として残っているんですね。

そのため、御神渡りが見られた年は良いことが起こるとされ、多くの人々がその兆しを待ち望んでいます。

御神渡りが出来る条件とは?

  • 3日以上続けて気温がマイナス10℃以下になる
  • 雪が降り続け、水温が低下する
  • 湖が完全に凍結した状態で、その上に新たに雪が積もらないこと
  • 風が止んで、諏訪湖の水面に波が立たない状態が続くこと
  • 2月3日の節分を過ぎると日照時間が増え、氷が溶け始めるため、その後の結氷は困難になる

上記の条件になれば諏訪湖が結氷した後、夜になると冷え込みが強まり氷が縮んで引き絞られ、「ピキーン」という割れる音が鳴り響くことがあります。

やがて朝を迎え、気温が上昇するにつれて、氷は再び膨張し、押し合うようにしてさらに割れ目を広げていくのです。

時に、割れ目に水が流れ込み凍ることがあり、その後の温度上昇により氷が拡張して割れ目を持ち上げ、まるで御神渡りの赤ちゃんのようです。

この一連の過程が繰り返され、割れた氷が次第にせり出していき、最終的には御神渡りが形成されるのです。

御神渡りが発生するためには、1月下旬までに諏訪湖が全面結氷している必要があり、それが達成されなければ御神渡りが起こることはほとんど不可能だと言えます。

御神渡りは諏訪湖以外で見れますか?

御神渡りという現象が報じられると、諏訪湖は全国の注目を集めます。

しかし、御神渡りの現象は北海道にある屈斜路湖でも観測されており、その規模は高さが2メートル、長さが10キロメートルにも及ぶといわれ、その大きさから日本で最も大規模な御神渡りではないかと推測されます。

屈斜路湖で見られるこの驚異的な自然現象も、神の通った跡とされ、この名称で呼ぶことができます。その壮大な様子は、まさに神秘的な力が働いたかのように思えるほどです。

湖面がせり上がった状態だけでなく神との関わりが必須条件ですね。

まとめ

  • 小寒の1/6から観察がスタートしましたが今年は暖かく薄氷もありませんでした。
  • 6年ぶりの御神渡りを期待しています。
  • 大寒の1/20前後は暖冬で連続プラス気温で諏訪湖は波打っています。
  • 1/23現在、全面結氷に程遠い感じがしています。
  • -10度以下になったことは一度もありませんでした。
  • 2/4の立春をもって観察は終了しました関係者の皆さんご苦労様でした。
  • 今季は全面結氷も無く湖面の岸辺が氷っただけの明けの海でした。
  • 御神渡りの出現はありませんでした。

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