霧ヶ峰高原のニッコウキスゲの群生地の車山肩と富士見台の開花状況は6月下旬頃から咲き始めて7月の初旬から中旬まで見ごろを迎えています。
7/21現在花のピークは過ぎましたがまだ十分ニッコウキスゲを楽しむことができますので天気の良い日を見計らってお出かけください。
電気柵の効果があって鹿の食害も少なく例年になく花もたくさん育って連日おおぜいの観光客や写真家がニッコウキスゲを目当て訪れています。
ここ霧ヶ峰高原は諏訪市で標高が1700メートル余りの富士見台や1800メートルの車山肩はほぼ近い位置にニッコウキスゲの群生地として並んでありますので、できれば両方の見学をおすすめしたいと思っています。
7月の8日(金)9日(土)11日(月)と3日間、花を写真におさめたり高原の涼しさと景観を楽しんで来ました。
そんな体験記として車山肩と富士見台のニッコウキスゲの群生地の様子や駐車場の状況についてまとめてみました。
霧ヶ峰高原のニッコウキスゲの開花情報
車山肩と富士見台の開花情報と駐車場の情報です、見ごろを迎えたニュースを見てカメラ片手にあわてて行ってきました。
週間天気予報をみても快晴の日がなかなか出ていなかったので曇りで日あったんですが下見というか、ようす見に出かけました。
自宅から40分くらのですので晴れ間を見ては、この時期は何回も足を運びたいと思っています。
霧ヶ峰高原 車山肩のニッコウキスゲ

霧ヶ峰高原の車山肩でニッコウキスゲの黄色い花が7/初旬頃から見ごろを迎えています。
群生地がある車山肩は朝方からおおぜいの観光客がこの時期は花を目当てに訪れていて、この車山肩では先月の下旬頃からボツボツとつぼみが咲き始めていました。
このところの厚さで一気に咲いて例年よりも1週間ほどは早く見ごろを迎えています。
私も7/7付けのローカル新聞の紹介で見ごろを迎えたと知り翌日の7/8と9日に見に出かけたときの様子ですが、まさに黄色い絨毯の花は満開ですね。
この車山肩の遊歩道の周辺にたくさんんのニッコウキスゲを見ることが出来ますが、鹿の害を防ぐために電気柵が設けられています。
鹿の食害防止で目の高さのその上下に4段も電線が通っていてこれが景観を損ねていて残念ですね。

ちなみに電気柵の電気は太陽光発電でやっていてニッコウキスゲや他の植物をニホンシカの食害から守るため10年ほど前から毎年設置しています。
電気のワイヤーは4段で下は40センチほどで一番上の高さは飛び越えられないよう160センチあります。
霧ヶ峰自然保護センターの職員から聞いたのですが電圧は8,000ボルトですが鹿や人が触っても怪我をするほどではないが触らないでほしいと言っていました。

通路に入るのに電気柵のようなロープをジグザグに通り抜ける個所もありますが、このロープには電気は流れていない表示があります。

車山肩付近のニッコウキスゲは遊歩道も広く散策しながら周囲を廻って楽しめるので家族連れには特におすすめできます。
少なくとも1時間位は見学できれば霧ヶ峰高原の涼しさを感じなら車山肩の付近を歩くだけで360度のパノラマも満喫できて鋭気を養うことが出来ると確信しています。

環境に優しいバイオトイレも完備されていますが環境協力金のチップ制100円となっています。
利用期間:冬期は閉鎖(11月中旬~4月中旬)

ニッコウキスゲの花の大きさは7cm位で黄色いラッパ状ですね、花びらは6枚で茎の先に6~8個ほどのつぼみを付けています。
そして下から順番に黄色い花を咲かせていますが朝咲いて夕方にはもう萎んでしまいますよ~、そんな訳で1日に1つずつ咲くので1株は概ね開花時期は1週間となりますね。

車山肩の小高いビーナスの丘を円を描くように周遊したルートから車山肩のヒュッテが見える所の写真です↓前方の山は車山です。
この遊歩道は小石や大きめな石もゴロゴロしているのでそれなりの靴で歩くことをおすすめします。

もう1枚ビーナスの丘から車山山頂を眺めたニッコウキスゲの写真です。

7/8と9日に見にきました、快晴ではなかったんですが最盛期のニッコウキスゲを見ることができました動画にもまとめましたのでご覧ください。
車山肩の駐車場
無料駐車場110台、強清水からビーナスラインを車山高原、白樺湖方面へ天空を進行する気分で数分くらいで霧ヶ峰高原の車山肩の駐車場となります。
ニッコウキスゲの見ごろの頃は平日であっても朝方はともかく午前10時頃は殆どが満車となっています。
有料駐車場(30台)もあって料金は1,000円ですが、こちらも満車になっていることが多いです、午後2時過ぎくらいになれば無料駐車できるスペースも出てきています。
車山肩ニッコウキスゲ群生群からの駐車場の眺めです午後3時頃の様子で、ビーナスラインの両脇が駐車場のスペースとなっています。

ここの駐車場から周辺を散策したり車山山頂への登山や強清水や七島八島へ車山湿原のトレッキングととっても地の利がよく便利なのでニッコウキスゲの時期ばかりでなく午前中は満車になる傾向だと感じています。

霧ヶ峰線のバスも期間によって運行していますので茅野駅から霧ヶ峰高原あるいは上諏訪駅から霧ヶ峰高原と利用できます、白樺湖・車山高原線/霧ヶ峰線の時刻表です。
霧ヶ峰高原 富士見台のニッコウキスゲ
霧ヶ峰高原の富士見台のニッコウキスゲも今年(2022)は例年より1週間くらい早く見ごろ車山肩と同じように7/11(月)に行ってきましたが満開で素晴らしかったです。
車山肩から車山高原方面に進行して数分で富士見台の無料駐車場に到着できます、ここは富士山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰と一望できる雄大な景勝地です。

ビーナスラインから見たニッコウキスゲ群生地の様子です、遊歩道は1本道で車山肩よりは狭いのですれ違いはお互いに譲り合うようになります。
抜け道はありませんので群生地の終点まで行ったら同じ道を帰ります。

遊歩道に沿っての電気柵はありませんので車山肩よりは景観がいいと感じています。
ニッコウキスゲ群生地の周囲には、あらかじめ電気柵はありますが、遊歩道はそのセンターですので踏み込み防止のロープありますが電気柵は無いの周囲すべてが撮影ポイントだと感じています。
駐車場から上がってところです↓駐車場の先の緑色の山はカボッチョ山で右側後方は中央アルプスで左側後方は南アルプスが見えますがあいにく山には雲がかかって見えません。


折り返し地点付近は更に遊歩道は狭くなっています、普通にすれ違いはできません。


7/11(月)の午前中の撮影動画をyoutubeに投稿しましたので併せてご覧ください。
富士見台の駐車場
80台、車山肩からは数分での近い場所です、こちらの駐車場の方が車山肩より比較的空いています、この時期はニッコウキスゲの群生地を見るだけでの目的ですので平日は余裕でおける思っています。
車山肩には有料駐車場がありますが、こちらは全て無料駐車場となっています。


駐車場の隣にはドライブイン霧ヶ峰富士見台もありますし、この駐車場からも富士山から南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰が見れる景勝地なのでいつでもお立ち寄りいただきたいと思っています。
ニッコウキスゲ霧ヶ峰のまとめ
- 2022年は例年より1週間ほど早く7月の初旬から見ごろを迎えてました。
- この見ごろは1週間から10日ほど続く予想で7月の中旬頃まででしょうか?
- ニッコウキスゲの花の数も例年よりも多く見応えがあります。
- 見ごろを迎えた時期の天候が戻り梅雨のようで雨降りが多くて残念です。
- 車山肩の駐車場は平日であっても午前中は満車となります、その点富士見台の駐車場の方が比較的駐車できる感じです。
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